惑星とは?

太陽系に第10惑星か、冥王星の1.5倍 NASA発表 2005年07月30日
 米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所は29日、「太陽系で10番目の惑星が見つかった」と発表した。太陽系の惑星で最も小さい冥王星の1.5倍程度の大きさがあると見られている。冥王星の発見は1930年。それより大きな天体が見つかるのは75年ぶりになる。
 カリフォルニア工科大のマイケル・ブラウン教授らがパロマー天文台の光学望遠鏡で03年10月に発見し、「2003UB313」の分類番号が与えられていたが、遠すぎて正体不明のままになっていた。今年1月から、その軌道をあらためて調べ直し、太陽を周回していることが確認された。
 緊急電話会見したブラウン教授によると「太陽からの距離は、最も近いところで地球と太陽の距離の36倍、遠いところで97倍だ。約560年の周期で太陽の周りを公転している」という。
 距離や明るさから判断して、冥王星(直径2300キロ)の1.5倍あるのは確実だという。詳細を今後半年の観測で確定させる。冥王星と同様、表面は氷で覆われているとみられる。
 惑星と認めるかどうかは今後、国際天文学連合で議論されるが、ブラウン教授は「冥王星より大きな天体は惑星以外の何ものでもない」と述べている。惑星の定義はあいまいで、冥王星を惑星と呼ぶことにも異論がある。
http://www.asahi.com/science/news/TKY200507300143.html

10番目の惑星が確認された事よりも、惑星の定義があいまいという方が驚いた。惑星とは恒星の周囲を一定周期で回る天体の事かと思ってのだけど…
たまたま手元に理科年表2005年卓上版があるので確認してみたが、特に「惑星」の定義はされていない。