ドキュメンタリードラマ「宇宙へ」

録画しておいたNHKのTV番組『ドキュメンタリードラマ「宇宙へ」』を見た。
てっきりドラマじゃなくて普通のドキュメンタリー番組かと思っていたら違ったのね。
しかもいつのまにか最終回になっている。なんてこった。
録画したのは『第4回:「月面着陸」(RACE FOR THE MOON)』
人類初の有人宇宙飛行、宇宙遊泳、とアメリカをリードし続けていたソ連の宇宙開発が、予算削減と宇宙開発を率いていたコロリョフの病死で崩壊し、フォン・ブラウン率いるアメリカのアポロ計画が豊富な資金を背景に月面着陸を成功させるまでを描いていてとても面白かった。
一部は本物の記録フィルムを使っているのだろうけれど、“ドキュメンタリー”ドラマのためか映像が全体的にとてもリアル、に見えた。
宇宙好きにはたまらない番組。

これは、事実を元にしたドラマである。


1950年代末期、東西冷戦が激しくなる中で宇宙進出を競いあうアメリカとソ連。国の威信をかけたこの開発競争は、一刻も早く相手の領土に到達し得る巨大ミサイルを手にしたいという超大国同士の、強い欲望と恐怖に突き動かされた激闘であった。
この宇宙開発競争には莫大な費用がかけられ、ロケット打上げや有人宇宙飛行の失敗などによって多数の死者が出た。
宇宙を目指したこの人類史上最大の試みは、先駆的であると同時に最もリスクの高い挑戦として科学史上に刻まれている。


二つの超大国には、それぞれ天才科学者がいた。一人は元ナチ党員でアメリカに投降し、宇宙開発を続けるフォン・ブラウン。もう一人は、スターリンの大粛清によって無実の罪で矯正労働収容所に入れられていたソ連セルゲイ・コロリョフ。二人の天才が、人類が初めてくぐる宇宙への扉を開いていく。


制作:BBC(2005年)
原題:Space Race
NHKホームページより)

再放送しないかな。
ライトスタッフ王立宇宙軍を見たくなった。
ちなみに昨日8月21日は1965年に宇宙船「ジェミニ5号」を打上げた日。 明日8月23日は、1969年7月のアポロ11号による人類初の月面着陸に先立つ事3年、1966年に「ルナー・オービター1号」が月近くから地球の写真撮影に初めて成功した日、だそうだ(JAXA 今日は何の日?より)。

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