「NHKスペシャル 映像の世紀」

友人Iに先日再放送された『NHKスペシャル 映像の世紀』をDVDに焼いていただき本日受け取った。戦争の世紀と言われた20世紀の2つの世界大戦、内乱、動乱、独立運動、抑圧、などを世界各国に保管されていた映像フィルムを集めたもので、映像も音楽もシリアスまっしぐら。重苦しくってとってもいい。オープニングタイトルで加古隆の「パリは燃えているか」をバックに“20世紀の重要なキーワード”が装飾されたり綺麗に羅列されて流れる様も荘厳で素晴しい。『白い巨塔』のオープニングに通じるところがあるな、と思ったのだが、同じ加古隆の音楽だから当然か。
NHKスペシャルは昔はすんごくいいシリーズ物のドキュメンタリーを作っていた。NHK特集時代の『21世紀は警告する』とか『驚異の小宇宙 人体』とか。最近こういう力作がないな。『人体』も全シリーズを再放送してくれないかな。