インフルエンザ?

何年ぶりか忘れたがバスケットボールをやった。2ゲーム、思いっきり身体を動かした。気持ちよかったがとっても疲れた。夢の中での出来事だ。ところが夢から目覚めてみると身体の節々が痛い。筋肉痛のようだし疲労感もある。
『ほら、冷たい棒を被験者の目の前で白熱するまで熱して、その棒をいきなり被験者の腕に押し付ける。実は押し付ける直前に被験者には分からないように冷えた鉄の棒に摩り替えるんだけど、棒を押し付けられた被験者はその鉄の棒が熱い事を“知っている”から火傷を負う、という心理学の実験があるでしょ。あれだよあれ』とうとうと妻に説明する私に『昨日お隣のH君を何度も抱き上げたからでしょ』とか『一昨日の夜歩いて帰ってきたからでしょ』とつれない。H君はうちの子より1歳大きく2kg重いだけだ。その程度で筋肉痛になるなら毎日なっている。一昨日の夜の散歩が翌々日の今朝筋肉痛になる = おやじ。ふ、認めたくないものだな、加齢ゆえの肉体の衰えというものを。
などと下らない会話をしているうちに悪寒がして腹も下した。噂に聞く今年のインフルエンザの症状に似ている。そうだ、これはインフルエンザだ。筋肉痛じゃないんだ、と心の声。午後は昨日に引き続いて資産形成セミナーに出席し、その後妻の実家へ行く予定だったが、修理の終わったバイクを受け取るだけでどこへも行かずに一人で家で寝ていることにした。
退屈しのぎに未見のDVDを見ることにする。『映像の世紀』も『ナコイカッツィ』(昨日からユーロスペースで公開中)もスティーヴ・ライヒの『Three Tales』も、重いので体力がないとついていけない。おとなしく音楽を聴いて過ごす。熱は38.4度。