「鳥だ!」「飛行機だ!」…スーパーマン リターンズSuperman Returns

1978年に公開された『スーパーマン』は私の頼りない記憶力によれば初めて字幕で見た洋画だったはず。
(あれ?『スター・ウォーズ』とどっちを先に観たんだったかな)
クリストファー・リーブはかっこよく、ジョン・ウィリアムズの音楽は素晴らしく、ロイス・レインが死んじゃってどきどきしたり、地球の周りをいくら飛び回っても自転は逆転しないし時間も戻らないでしょ、と子供心に突っ込みいれたり、そりゃもう楽しかった。
その後、中学高校時代はかなり映画漬けだったにもかかわらずスーパーマンの続編はTVでちらっと見た程度だった。
スーパーマン リターンズクリストファー・リーブ以外のスーパーマンなんて想像つかないから観る気はなかったんだけど、ある日TVで流れていた予告編であのテーマソングを聞いたとたんに、ものすごく観たくなった。
前置き長いけどそんな訳で妻と109シネマズMM横浜で観てきた。
突っ込み処も満載なんだけど、ものすごく面白かった。
ブランドン・ラウスクラーク・ケントクリストファー・リーブのイメージを払拭したなぁ。
ケヴィン・スペイシー演じるレックス・ルーサーはコメディタッチで楽しいし、ケイト・ボスワースロイス・レインもかなりよし。
エンドクレジットで『クリストファー・リーブ夫妻に捧ぐ』の文字を見たときには、事故後の驚異的なリハビリ人生の映像が目に浮かんで映画と関係ない部分で感動させられた。
ストーリー全体も『スーパーマン』をなぞったシーンや同じ台詞があちこちに見られ(というのは買ったDVDを見て気付いたのだけど)へのオマージュ。
あんまり面白かったから昼食後にSUPERMAN(1978)&SUPERMAN II(1981)のツインパックDVDを買ってしまった。