新提案!オール海外組で南米選手権出場も(sportsnavi)

新提案!オール海外組で南米選手権出場も
欧州中心の海外組の編成で、南米選手権(7月・アルゼンチン)に出場する可能性が出てきた。日本サッカー協会小倉純二会長(72)は8日、同大会への出場困難を訴えに訪れた南米から再考を促されて帰国。「日本のための大会にしたいと言われた。検討しませんとは言えない」と話した。
 震災の影響で中止となったJリーグの第2〜6節が、大会期間中に開催されることになった。招待出場の日本は、海外組を強制的に招集することもできない。代表編成が難しくなったため、日本協会は出場を辞退する方向で動いていた。
 だが、南米連盟はウルトラCを用意していた。国際連盟(FIFA)のブラッター会長の了承を得た上で、「代表チームの中に欧州でプレーする選手が必要なら、南米連盟の責任を持って交渉する」という特例プランを披露した。小倉会長もこれに即座に対応。日本協会に連絡し、欧州14カ国の1、2部でプレーする28選手のリストを提出した。
 海外組に、招集に支障がないJ2勢や若手選手を組み合わせたチーム編成は可能。小倉会長は「大会にふさわしいチームができるか。欧州組は全然休みがない。(7月は)練習の時期にもなる」と、なお残る課題を挙げ「原(強化担当技術)委員長とザッケローニ監督が話し合って決めること」と話した。14日の理事会で、結論を出す。
[ デイリースポーツ 2011年4月9日 9:15 ]