サイン

wine2003-11-23

DISCASからの3回目のパッケージ。今回はサインとピンポン。で今日はサイン。
「駄作」「阿呆クサ」などというよろしくない評価をいろいろと聞いていたのだが、これがどうして、なかなか見ごたえのあるコメディだった。今時あんな緑の宇宙人、まさか本気じゃないよね。そして“実は”水が苦手だったり、バッドで殴られて抵抗できなかったり、宇宙船を作る技術がありながら原始的な攻撃・防御手段しかなかったり、滅茶苦茶笑える。宇宙人ネタについてはコメディかパロディでしょ。思い出しただけでも笑える。
で、この映画のメッセージの“信仰”についてなんだけど、妻の事故から神への不信に陥った人が、たまたま喘息による呼吸停止で息子が命を取り留めたり、たまたま水が入ったコップが緑の宇宙人(笑)の上に落っこちたり、たまたま、たまたま、そんな程度で信仰を取り戻すものかいね?でもそんなメインのメッセージはよそにおいといて、娯楽映画としては非常によくできている。
M・シャマラン映画はシックス・センスも良くできた映画だったので、未見の映画は見ることにしよう。と言っても今のところ見ていないのはアンブレイカブルだけだけど。
(写真は別の『緑の宇宙人』)