2003年生まれ過去最低の112万人

2003年に生まれた赤ちゃんは112万1000人と3年連続で減少、過去最低を更新する見通しであることが、厚生労働省が1日付で公表した人口動態統計の年間推計で分かった。一方、死亡数は戦後の混乱期以外では100万人の大台を初めて突破、これにより自然増加数は9万6000人と10万人を割り込み、「人口減少時代」が一段と近づいた。推計では新たに生まれた赤ちゃんは前年の115万3855人より約3万3000人減る見通し。200万人を超す赤ちゃんが生まれた第二次ベビーブーム(71―74年)世代が30歳前後の出産適齢期を迎えているが、減少傾向に歯止めがかからない。(http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040101AT1G2702U31122003.html より)