年末年始

年末にDISCASの空白があった時に、持っていた『ガープの世界』を観た。それを観終わった時間に丁度TVで放送していた『ダンサー・イン・ザ・ダーク』も観た。『ガープの世界』は多感な16歳の時に見て以来、私にとって常に最高の1本なんだが、数年ぶりに見直してやっぱりよかった。平和で幸せな日常の陰に、常に不幸が待っている。映画を見てからしばらくジョン・アーヴィングを立て続けに読んだのだが、各エピソードが丹念に書かれている原作もまたよかった。そのしばらく後で公開された『ホテル・ニューハンプシャー』は映画はイマイチだったな。Bjorkが好きで“救われないラスト”というストーリーも割りと好きなので『ダンサー・イン・ザ・ダーク』にはかなり期待したのだけど、不快感だけが残る映画。何を言いたいのかさっぱり分からなかった。『I've seen it all』のプロモーションビデオだけ見れば十分。