130億光年のかなたに最遠の銀河 米英仏チームが発見

wine2004-02-17

130億光年彼方の銀河を発見したという記事。137億年前のビッグバンから始まった銀河の大きさは137億光年という事になっているので、今回の発見はビッグバンの7億5千年後の宇宙を観測したという事になる。
『カリフォルニア工科大などのチームが、米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡と、ケック望遠鏡(ハワイ)で観測した。銀河の直径は約2千光年とみられ、地球のある天の川銀河(銀河系)の50分の1ほどしかない』『ビッグバンの後、星々が誕生するまでには「暗黒の時代」があった。その終わりがいつだったのかに迫る発見だ。観測チームは「望遠鏡というタイムマシンを使い、これまで最も古い時代の宇宙にさかのぼったことになる」と話している』(記事、写真は http://ntt.asahi.com/science/update/0217/002.html より)
(写真:130億光年かなたの最遠の銀河。左側の白い楕円(だえん)の中)