ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

ようやく見ることができた。
と書いてから早1ヶ月半。本日は4月25日。『旅の仲間』『2つの塔』は非常に面白く、エクステンディド・エディションのDVDを買ってしまおうかというまで盛り上がっていたのだが、完結編である本編を見て一気に熱が下がった。長すぎて疲れる。更に「なんで?」と思うバカバカしい2つのシーンが大きく響いた。あれだけ苦戦して犠牲も出したローハン軍だったのに、結局幽霊軍団が敵を一蹴してしまうのと(ウルトラマンスペシウム光線と同じ。だったら最初からそうしろよ、という事)、『“人間の男”には決して倒せない』などと大口を叩いていた黒の騎士(だっけ?)が、あっさりとエオウィンに倒されてしまい、女には弱いんかい!と突っ込みの1つも入れたくなる場面。サルマンが登場しないのもマイナスだし、リブ・タイラーの馬面には最後まで違和感が残った(他は完璧な配役なのに唯一最大の汚点)。フロドとサムの涙の友情物語はとっても良かったのに、残念だ。