イリジウム復活

衛星携帯「イリジウム」復活 KDDI子会社、6月から
衛星携帯電話「イリジウム」が約5年ぶりに復活、今年6月からサービスを始める見通しになった。相次ぐ大規模災害で、世界中どこからでも通話できる点が再評価されたためだ。再開を計画するKDDIの子会社に対し、電波監理審議会(総務相の諮問機関)は13日、免許を認める答申を出した。
衛星携帯は、一般の携帯電話が使えない山間部や離島でも使え、地震の被災地などで、通話が集中して携帯電話が使えなくなった場合も影響を受けない。
免許を申請したKDDIネットワーク&ソリューションズは「災害への関心が高まっているなか、自治体や企業のニーズが見込める」として、5年間で1500台の販売を目指す。契約料などの詳細は未定だが、端末の電話機は20万円前後になる見込みだ。
衛星携帯は、日本では現在、同社のほかにNTTドコモがサービス提供している。使用する静止衛星は2〜4個で、南側の空が見通せる場所でないと通話できない。
これに対し、イリジウムは地球を周回する非静止衛星66個で全世界をカバー。空が見通せれば、どこでも通話できる利点があるほか、電話機も重さが数キロになる静止衛星用に対し、イリジウムは現行のもので375グラムだ。
イリジウムは98年に日本に登場したものの、端末や通話料金の高さもあって利用者は伸び悩み、00年3月には、運営主体の「日本イリジウム」が事業を廃止した経緯がある。
asahi.com より)

98年のサービス開始前から仕事で少し関わって、もの凄〜く欲しかったイリジウム。まぁ手が出る価格じゃないし必要でもないんだけど、それでも米国本体の倒産(営業譲渡)や日本でのサービス停止はちょっと寂しかったので、日本でのサービス復活は嬉しいニュース。
買えないけどね。