タバコ増税⇒児童手当拡充

たばこ、増税へ 政府・与党方針 小幅値上げの見通し 2005年12月14日15時09分


 来年度税制改正の焦点であるたばこ税の増税問題で、政府・与党は14日、増税の方針を固めた。自民・公明両党が合意済みの児童手当拡充の財源を確保するために、増税はやむをえないと判断した。上げ幅は今後詰めるが、国内の葉タバコ農家やJTの経営に配慮し、小幅にとどめるとみられる。増税は03年以来、3年ぶり。


 たばこ税の増税問題では、14日午前の自民党税制調査会の会合に谷垣財務相が出席し、増税を要請。党税調は柳沢伯夫会長に対応を一任した。会合後、柳沢氏は記者団に「(増税の方向に)動いたと見られればその通りだ」と述べ、増税の方針を認めた。今後公明党と協議するが、公明も反対しない見通し。


 たばこ税の増税は、自民党の厚生労働関係議員が「喫煙を抑制し、健康増進対策の財源を確保する」との目的で主張。その後、自民・公明両党が、現在は小学3年生までが対象の児童手当を6年生まで拡充することを決めたため、中川秀直自民党政調会長らが、たばこ税を軸にその財源を確保するよう要請していた。


 たばこの現行税率は国・地方合わせて1本あたり7.892円で、税収は約2.2兆円。1本あたり1円の増税で約2700億円の増収となる。増税幅は1本1円など小幅にとどまる可能性が高い。


asahi.comより)

タバコの増税も、児童手当の拡充も、実に素晴らしい。
1本1円などとケチくさい事を言わずにもっとやれ。
でも増税するより前に無駄な歳出を抑えろよ。