カセット音源MP3化

wine2006-11-01

長らくしまい込んでいたカセットデッキTEAC V-6030S)を引っ張り出してきてVAIOと接続。
手始めにSaga、Privete Music Label、Jansen and Barbieri、1988〜1989のJ-WAVE Sound DistilleryやHOLIDAY SPECIALなどの音源をMP3化。
テープの中身も懐かしいが、テープそのものも懐かしい。
J-WAVEやらNHK-FMエアチェック用は長時間録音できる120分のノーマルテープ(TDK AD120)とか。
当時(高校時代)の友人とお互いの持ち曲のやりとりするのはハイポジションテープ(SONY USX-S)とか。
こだわって録音する時はメタルテープ(TDK MA60)とか。
そう言えば、やたらと高価でくそ重たいメタルテープがあったな。
TDK MA-R。
誤録音防止の爪が、折ったらそれっきりのその他盆百のカセットテープと違ってデタッチャブルになっていて、ON/OFFが自在だった。
似たような人がいた。

ちなみにうちには未だ中学生の時に作ったカセットテープが、おそらく300本以上捨てる事ができず眠っています。ちまちまとインレタ貼って、ステンシルで曲名打って、手作りでレーベルとかつくってて、今見ると結構泣けてきます。昔はFM fanとかFM Stationとか買って、ビルボードチャートとか調べて、エアーチェック(笑)とかしてたなぁー。
あと昔はミキサーなんて持ってなかったから、いちいちカセットデッキのポーズボタン駆使して、ターンテーブルとのタイミング合わせて、オリジナルテープとか作って友達にプレゼントしてみたり。
Roulog

…まるで自分の事書かれているかのようだ。


MA-Rは実家に未開封のまま数本置いてあったけれど、実家転居の時に惜しげもなく捨ててしまったような気がする。
持っていても何の役にも立たないけれど、もったいない事をした、ような気がしてきた。
MA-Rより少しだけ安い(それでも高い)SONYのMETAL MASTERという純白セラミックのテープもあったな。
それにしても、20年も前の録音なのにノーマルテープでも音質の劣化がほとんどないのが素晴らしい。
今、こうしてMP3化してハードディスクやiPodに保存して、あるいはCD-RなりDVD-Rにコピーして、果たして20年後に聴けるかというと疑問だな。
カセットテープの音源を全てMP3化してしまったらカセットデッキもいよいよ不要になるな。
(まぁそう簡単に全てのカセットテープをMP3化できないが…)