告別式

大学時代の友人(いや、先輩、か?)のお父様の告別式へ参列してきた。
瑞宝小綬章を受勲したその日に動脈瘤破裂で他界されたそうだ。
式では故人に縁の深い3名の方の弔辞があり、故人の人となりが忍ばれた。
友人の面倒見のよさはお父様譲りだったのか。
昨晩執り行われたお通夜には友人達が何人も参列したようだが、今日は平日の日中という事もあり見知った顔は無かった。
抜けるような青空の下、草木に溢れ池もある趣のあるお寺に爽やかな秋風が吹き抜け、旅立つにはいい日だったのではないだろうか。
以前は自分が死んでも葬儀不要などと思っていたのだが、どうせやるならこんなお寺がいい。
昨晩のお通夜ではブラームスのドイツレクイエムを流したそうだ。
好きな音楽で旅立てる幸せよ。
ご冥福をお祈りいたします。