ワンモア ニホントカゲ

買い物に行くために駐車場に先に向かっていたアルバートが「ニホントカゲがいるよ!」と大きな声で教えてくれた。
そうかそうか、と思いながらのんびり階段を下りようとすると「早く〜、捕まえて〜」とベスの声。
もっと飼うの?
飼育は子供だけで手一杯の私。
もうこれ以上は魚1匹トカゲ1匹草木1本子供1人たりとも増やしたくない。
しかしアルバートとベスの無言のプレッシャーをひしひしと感じ、仕方なく捕まえた。
碧よりも大きく尻尾が歪んでいて幼体のニホントカゲ独特のエメラルドブルーも薄く今ひとつ美しくない。
成体になりつつあるのか、一度切断してから再生したのか。
とりあえずコオロギ用の虫かごに放り込み買い物へ。
碧用のコオロギを買いにペットエコに行ったついでに2匹飼う場合のケージのサイズや注意点を教えてもらう。
「同じケージにオス同士を入れて飼うと喧嘩する」とAll Japanなどのウェブサイトには書いてある。
実際には相性の問題もあるようだ。
しかも今回捕まえた個体がオスかどうか不明。
ケージのサイズは今のままでも問題なさそう。
帰宅後、碧のケージに新参者を入れる。
碧は土の中に潜っているのか姿が見えない。
新参者は体のサイズが大きいためなのかどうなのか、碧ほど上手に土に潜れずいつまでもうろうろしてからようやく土中に潜っていった。
夕方近所の公園に4人で遊びに行ったついでに、子供の手のひらサイズの平たい石をシェルター用に拾ってきた。