エド 入院

(2018年9月3日追記)
思えばこの日がエディンバラ公爵が元気だった最後の日だった

エドは本日が退院後の最初の検診。
1人では病院へ行けないだろうし、
エド夫人は全く当てにならないので
この日に合わせて夏季休暇を取得(本日初日)。
9時に血液検査の後に10時にMRIエドから聞いていたので
まぁ昼過ぎには終わるだろうと見込み、
夕方にアップルストア表参道にて
iPhone7のディスプレイ交換の予約を入れておいた。
(1週間ほど前、寝ようと思ってiPhoneをみたら、
さっきまでなかったヒビを発見。
原因不明)


8:20頃に迎えに行くと
『本当は8時に迎えに来て欲しかったのに(エド夫人が)勝手に変更した』
とちょっとボケ気味のエド
先日蕎麦を食べた時に8:30に迎えに来て欲しいと自分で言った事は
すっかり忘れている様子。
病院へ向かう車の中で徐々に調子が戻ってきて
『俺が具合が悪くなればなるほど、あいつ(エド夫人)の調子が良くなる』
とブラックなジョークを飛ばし始める。


病院に到着し、
血液検査の結果を10時30分過ぎに主治医から聞くところまでは
想定内だったが
検査の結果、
脱水症状→点滴しましょう
腹部の膿の塊が大きい→CT撮りましょう
などなど。

(2018年9月3日追記 当家LINEより)
10:21
血液検査の結果待ち中。
サンドイッチと牛乳で腹ごしらえをし、専門の研究に専念。

(2018年9月3日追記 当家LINEより)
10:58
血液検査の結果

・炎症が進んでいる
・脱水症状があるので今から点滴
crp 高い
・t-bil値が高い→黄疸が出ている
栄養状態はそこまで悪くない
これからCT取る

新人からベテラン?から主治医まで、何人もの医師やら看護師が点滴を試みたが
2時間経っても誰一人としてルートを確保できず。
合計16箇所も左右の腕やら手の甲を針で突き回されて内出血し
かわいそうなエド

(2018年9月3日追記 当家LINEより)
11:38
若い医師が2回刺したが血管が見つからないとかで点滴できず、2年目の医師に選手交代。
たかが点滴の針を指すだけでかれこれ30分かかっているが、まだ始まらない。
エドも当然刺されるたびに痛そうにしている。
2年目医師も指した針でグリグリしていたが3回目も失敗。

(2018年9月3日追記 当家LINEより)
11:49
腕がだめで左手甲で更に3回刺されて全て失敗。
3人目に交代。
というところで、俺だけ処置室から追い出された。

結局、点滴の代わりにLAWSONで買ってきた OS-1 を飲ませ
14:00にCTの検査室に入った。
OS-1は旨かったらしく、これ買って帰ろうと気に入ったエドだが、
もはや夕方までに表参道へ行く事は不可能。

(2018年9月3日追記 当家LINEより)
13:37
結局点滴できず、脱水症状改善のため OS-1 を飲んでCTの順番待ち。

(2018年9月3日追記 当家LINEより)
13:42
OS-1 おいしいらしい(笑)
買って帰ると言っている

CTの結果、腹部の膿の塊が前回入院時よりも大きくなっているため
本日このまま入院しましょう、という事に。

(2018年9月3日追記 当家LINEより)
16:22
検査が終わったら帰りに天丼かカツ丼食べて帰ろう、
と楽しみにしてたのに、
食べられずに病室に直行になってとても残念そうだった。

(2018年9月3日追記 当家LINEより)
16:23
飲まず食わずで腹減った😞

いつもの病棟が満室のため本日は救急病棟へ。
検査が終わったら帰りにカツ丼か天丼でも食べて帰ろうと楽しみにしていたエド
病院の食堂へ行く事すらできなくなる展開にがっかりした様子。
それを見た看護師がかわいそうに思ったのか、
本来は禁止されている病室への食べ物持ち込みを許可してくれた。

(2018年9月3日追記 当家LINEより)
17:38
どーしても丼を食べたかったようで、
1FにあるLAWSONの天丼を買ってベッドで食べたら
『これ旨いな』だって😁
半分も食べられなかったけど満足したらしい。


LAWSONで『季節野菜とエビの天重』を買ってきてあげたところ
半分ほどを食べて「これおしいな」と満足気にしていた。


その後は、入院に必要なもののリストを確認し
大人用オムツなどとエド夫人の夕飯のおかずをスーパーで買い
本件に絡む様々な雑事をし、
帰宅してアルバートと夕飯を食べ
入院に必要なものを受け取りに再び公爵邸に立ち寄り
病院へ荷物へ運ぶ。
全てが終わったのが22:00。

(2018年9月3日追記 当家LINEより)
23:02
主治医の説明では、今回の入院は前回の入院と同じく、胆嚢炎からくると思われる膿を左腹部から吸い出すドレナージ。
(CTでは膿は表層、その内部、より臓器に近い部分の3層に分かれて写っている)
前回は臓器に一番近い部分の膿を出そうとしたがドレーンが入らず失敗したが、
今回は前回よりも腹部表面近くの膿の塊が大きく痛みも大きい事と、
前回失敗しているので一番内部の膿ではなく表面近くの膿を出すための手術をする予定。
腹部にチューブを設置するというのも今回はなし。
手術日は未定。
癌も進行しており、手術と入院により体力低下と呆けの進行が見込まれるため、退院後の終末医療訪問介護・訪問医など検討した方がいいとの事。


そういえば、最初に胆管癌の疑いで入院してから丸々2年が経過した。