大曲花火 第78回全国花火競技大会

wine2004-08-28

花火会場から川を挟んだ工場が今回選んだ駐車場。27日夜から29日朝まで駐められて4,500円。工場の洗面所とトイレを使わせてもらえるのでかなり快適。Yは去年もここを利用したそうだ。4時40分に到着したものの係員は寝ているらしく(こんな早朝だから当然なんだが)入り口に7台ほど車が並んでいるのでその後ろにつける。入り口が開くまでは車内で寝ている女子供を残して、Yとビールを飲みながら真っ赤な空が徐々に白んでいくのを眺めてすごす。実にいい天気。風も適度に吹いていて花火を見るには絶好の天気だ。6時頃に入り口が開き、所定の位置に駐車し仮眠を取る。
10時頃に市内まで3km程散歩し昼食を取り、日本酒、夕食、おやつなどを買い込む。風は涼しいのだが日差しが非常に強い。この数時間の散歩だけで腕が真っ黒に日焼けした程だ。寝不足も手伝って駐車場に戻ってきたときにはとても使れた。が、またビールをがんがん飲む。駐車場が少し埃っぽいので見物場所を田んぼの中を通っている道路に移動する。子供はなぜか上機嫌でケラケラ笑いながらほっつき歩いている。手がかからなくて楽だ。
そうこうしている内に17時になり昼花火が始まった。少し寒い。日本酒に手を伸ばす。だんだん寒さが増してくるがまだ大丈夫。花火と酒。極楽だ。色つきの煙をゆっくりと流すためにいくつものパラシュートが舞い落ちてくるのだが、煙を出し切った後も強風に乗ってかなり遠くまで流れていく。それを追い掛け回す子供達。
19時、いよいよ夜花火の始まり。やはりここで見る花火は別格。10号割玉のバランスの取れた形の美しさは他では見られない。(この日の様子をNHKが中継していたので録画して旅行から帰ってから見てみたが、迫力と美しさは直に見るのには遠く及ばない。ただし解説してくれるのは分かりやすくていい)
などとのんびり鑑賞していると、さらに気温が下がる。おまけに風も強い。とっても寒い。なんだこれは。このままでは風邪を引いてしまう。3年前に初めて来たときは暑さに参ったが今年は大違いだ。車に積んであるありったけのフリース毛布などを持ってきて、それぞれ毛布にくるまって見る。去年、一昨年は雨だったそうだからそういうのとか暑いのよりはマシか。
(写真は大会協賛花火。本当はこんなものではなくもっと迫力満点)