秘湯 大平温泉 滝見屋

wine2004-08-29

0600 寝心地の悪さに目が覚める。しばらくiPodを聴きながらうとうととする。
0750 顔を洗い、荷物をまとめて出発。コンビニで朝食を調達し近所の六郷湧き水へ。
0845-0945 湧水見物。トンボが舞っている。
1145 昼食を新庄市のそば屋『いせき』に求めんとするも定休日。
1230-1325 大石田町のそば屋『作兵衛』にて板蕎麦を食べる。こしがありとてもおいしい。お店の外観からは想像つかない。子供も大変気に入ったようでもっと食べさせろ、とせがむ。こいつこんなに蕎麦が好きだったっけ?
1330 高木酒造。ここでは販売も見学もしていないので外から眺めるだけ
1420-1450 大沼の浮島。朝日町北西部にある大沼に大小60もの島が浮いているという。Yの妻が見たいと提案し、なるほどそれは一見の価値あり、と俺も思って行くことにしたのだが、浮いていたのは島ではなく鯉だけだった。ダマサレタ!! おどろおどろしい浮島稲荷神社の境内の急な坂道を、10kgの子供を腕に抱えて降りていったのに何も無いとは。怒りに任せて怪談を2つ思いついた。肝試しをする機会があればネタにしよう。
1600-1625 樽平酒造。“住吉(金)”と“雪むかえ”を購入。今晩の酒盛りが楽しみだ。
1715 大平温泉 滝見屋駐車場到着。米沢市を通り抜け天元台方面へ向かう県道から3km程東側を平行して南北に走る林道をどんどんと登っていく。この旅館は『日本秘湯を守る会会員』なのだが、途中かなりの急勾配でガードレールも無く細い道もあり、うっかり転落したら即死だ。助手席で妻が「秘湯にも程がある」とつぶやき、激しく同意する。しかし秘境っぷりはまだこれから。
1740 大平温泉 滝見屋駐車場出発 最上川源流の谷底に位置する宿まではここから急勾配の下りを歩かなければならない。道が濡れていたら滑り落ちそうだ。背中に1泊分の荷物をまとめたアタックザックを背負い、前に子供を抱えて下りていく。慎重に歩いたので宿に着くまでに25分もかかった。涼しいはずなのに汗だらだらだ。早く風呂に入りたい。
1805 ようやく滝見屋に到着。ここを秘湯と言わずしてどこが秘湯だろうか。5人で16畳程の広さの部屋。秘境の秘湯の割にはきれいな部屋。食事もおいしくお櫃ごとお代わりをし、秘湯ビールを飲む。さぁようやく風呂だ。日も落ちて景色が見えないのに露天にするのもどうかと思い、内風呂にする。お湯はかなり熱いが慣れてくると徐々に長く入っていられる。しかし暗くて声が響くのが怖いのか子供は大泣き。風呂から上がると上機嫌。こいつが寝ないと酒盛りができないので布団に一緒に横になった。ここ2晩の寝不足がたたったのか、私まで朝まで目が覚めず酒盛りはお預け。
(写真は翌朝、出発時。つり橋の向こうに見えるのが滝見屋)