急性虫垂炎 9月17日

暇だと文章が長いな〜。
明け方目が覚める。麻酔はすっかり切れてるし痛みもほとんど無い、となるとただ退屈なだけ。7時前に排尿のチューブを抜き、点滴スタンドを持って自由に歩きまわれる身分となる。早速PCを立ち上げ溜まったメールの処理をする。
病室の窓から私が通勤に使う電車が見えるのだが、普段私が仕事に行く8時30分頃に満員の乗客を乗せて電車が走っていくのを他人事のように見ているのも不思議な感覚。普段は電車の中からこの病院を眺めているのだから。
そして売店まで散歩してみる。まだお腹が痛いので前かがみでゆっくりと歩く。
その後いろいろと調べてみると、急性虫垂炎の初期症状は、虫垂炎とは判断しにくい場合もあるようですね。まぁそれを差し引いても一昨日の医者には二度と行かないが。(以前、妻も非常に不快な思いをした事がある)

19時 妻と子供が見舞いに来る。やっとiPodの充電ができる。来月受験する資格試験のテキストも持ってきてもらう。ありがたい。子供はうろうろとそこらを歩き回って点滴のスタンドを触りたがったり抱っこをせがんだり、あるいは見ていて思わず笑っちゃう行動を取る。スタンドに触るなチューブが抜ける、抱っこせがむな傷口開く、笑わせるな腹が痛い、病室においては非常に危険な存在。
22時 点滴のチューブを一時的に取り外す。明日は基本的に固形食となるが、あと2本点滴をし、それで点滴はおしまいとのこと。点滴の針が血管から外れたために一晩だけ取り外したのだが、一時的とはいえ開放感はひとしお。自由に動ける幸せをかみ締める(ちょっと大げさ)。