キーワードが「育児」でタイトルが「わんわん」とくれば、あぁ子供がわんわんって言えるようになったんだな、とか、子供と犬に絡む話かな、と思うだろうが違うんです。
虫垂炎で入院している6日間の間にもいろいろと著しく成長していたんだけど(1歳半の子供にとって1週間ってとっても長いと思う)、中でも一番笑えるのが、この「わんわん」。
最近子供が気にっているおもちゃで、水の入ったペンで1m四方のマットに自由に書ける、乾くと消えてまた書ける、というパイロットの『すいすいおえかき』というのがある、昨夜「もう寝なさい」と言って子供からペンをとりあげて布団に連れて行ったら、まだ遊びたがるのでそのままペンを持たせていた。子供が大人しくしている横で自分は本を読んでいたのだが、隣で何か始めた雰囲気にふと目をやると、布団にペンをグリグリとつきさしている。ペンから出た水で布団は水浸しだ。寝ないわ布団は水浸しだわで、思わず強く「こらっ！」と叱った所、間髪いれずに「わんわん！」と返された。
叱られて誤魔化しているのだ。叱られたら誤魔化すなんていつのまに覚えたんだ？しかもなんで「わんわん」？お前は犬か。いや、犬は叱られたらワンワンなどと吠えないか。
思わず笑いそうになったけどここで笑っちゃいかん。怒った表情をキープするのは一苦労だ。
