まじめまじめまじめ?

一昨日あたりの日経に三菱自動車社長の『いかにして消費者の信頼を取り戻していくか』という長文が掲載されていた。昨日の日経には紙面の4分の1程度を使って『三菱自動車はリコールをこれだけやっていますよ〜』という広告を掲載していた。
しかし現在横浜地裁で公判中の2002年10月の運転手死亡事故、および同様に欠陥隠しをめぐるその他の2事件で、元社長と元副社長1名を含む6名および三菱自動車(法人)は無罪を主張している。
『自動車メーカーのトップが製品の欠陥で同罪(業務上過失致死罪)に問われるのは異例(NIKKEI NET)』との事だが、被害者やその家族に謝罪しておきながら裁判では無罪を主張するとはなんとも卑劣な行為。もし私が被害にあった当事者であればはらわたが煮えくり返るでは済まされない(被害者ではなくとも、このニュースには非常に腹立たしい思いだ)。
三菱自の社長はこのような状況で消費者の信頼が戻ってくるとでも思うのだろうか。こんな状態の企業トップに就任しただけあって、さすがに面の皮が厚いと言うか…
ちなみに同じ件で起訴されている副社長の一人と執行役員は起訴事実を認めている。