mixiで知り合った方のblogに、親としては考えさせられる詩が引用されていたので、ご承諾を得てまた引きさせて頂く。isokoさん、ありがとうございます。
批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる笑いものにされた 子どもは
ものを言わずにいることを おぼえる皮肉にさらされた 子どもは
鈍い良心の もちぬしとなる
しかし、激励をうけた 子どもは
自信を おぼえる寛容にであった 子どもは
忍耐を おぼえる賞賛をうけた 子どもは
評価することを おぼえるフェアプレーを経験した 子どもは
公正を おぼえる友情を知る 子どもは
親切を おぼえる安心を経験した 子どもは
信頼を おぼえる可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世界中の愛情を 感じとることを おぼえる
これは、充実した社会保障制度を持つスウェーデン(税金もめちゃくちゃ高い)で中学2年生の社会の教科書に掲載されている詩。全体的に「政治や経済、地域共同体といったなかで自分はどこに位置付けされ、どのような役割を果たし、さらに自分は他者に対して何ができるかを(amazon カスタマーレビューより)」という立場から書かれており、中学生向けなので非常に分かりやすいとの事。一度読んでみたい。
- 『あなた自身の社会―スウェーデンの中学教科書』/新評論/2,310円(税込)/ISBN:4794802919