献血禁止

ここ2〜3日以内の新聞で読んだのだが、80年〜96年の間にイギリスに1日でも滞在した人は献血できなくなったとか。英国滞在経験者は滞在年と滞在期間によって以前から献血が禁止されていたが、今回の厚生労働省の決定で従来よりも該当する滞在年が拡大され滞在日数が短縮された。
これまでも、中学時代に英国にいた妻は献血できなかったのだが、大学時代にサマースクールで英国に2ヶ月滞在しただけの私も今後は献血できなくなってしまった訳だ。残念。
(2005-03-11追記 ぐぐったら記事を見つけたので下記に引用)
(2005-03-31加筆&修正)

80〜96年英仏渡航者、1日滞在で献血制限 ヤコブ病巡り (asahi.com 2005.03.08)
国内で2月に「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病」(vCJD)の男性患者が確認されたことに絡み、厚生労働省は7日、80年〜96年に英仏に1日以上の滞在歴がある人からの献血を受け付けない方針を決めた。ヤコブ病は牛海綿状脳症BSE)の牛の脊髄(せきずい)などを食べると感染するとされる。厚労省が7日公表した追加調査で、男性は24日間滞在したイギリスで危険部位を含んだ可能性のあるハンバーガーなどを食べていたほか、フランスにも滞在していたことが分かった。同省は男性の滞在期間が短いことを重視、「1日滞在」でも制限することにした。
日本赤十字社が両国への渡航者数から試算したところ、年間で数万人規模の献血が制限される見通し。全体では数十万人に影響が及び、輸血などの血液事業に影響が出る可能性もある。男性がヤコブ病と確認された2月以降は、イギリス滞在1カ月以上の人から献血を受け付けない暫定措置を続けていた。
男性患者は02年12月にヤコブ病の疑いがもたれ、昨年12月に50歳代で死亡した。厚労省によると、前回発表で「89年に1カ月」としていたイギリス滞在歴は、パスポートなどから「90年に24日間」だとわかった。その後、感染者が発生しているフランスに3日間、発生していない別の国にも2週間滞在していた。
また、家族の証言などから、男性はイギリス滞在中、当時、禁止されていなかった牛の頭部や脊柱を含んだひき肉を使った可能性があるハンバーガーやグレイビーソースを食べていたことが分かったという。 (03/08 02:08)