高知よいとこ(書きかけ)

wine2005-05-29

友人M様とホテルに戻った後も、コンビニに買い物ついでに酔い覚ましでブラブラ歩いているうちに空が白んできたので慌てて帰る。シャワー浴びてベッドに入ったが2時間も眠れずに起床。朝食バイキングを急いで食べて、さぁ出発。どこへ?
ホテルと提携しているマツダ・レンタカーでアクセラ・スポーツ2300をレンタルして四国カルスト経由で四万十川を目指す。(高知駅前店には普通のアクセラしかなかったので高知龍馬空港店からスポーツ2300を回してもらっていた)

昨日から市内を流れる車を眺めていると、あまりスピードは出さないし、歩行者が横断歩道に差し掛かる前からけっこう待ってくれているし、他車の前への割り込みもないし、とてもマナーがいい。だからのんびり運転なのかと思ったらそんな事もなくて市外へ出ると早い車は早い。信号もあまりないし。
大渡でR33を離れてR439へ。川沿いで水と緑に囲まれて雰囲気はとてもいいのだけど、どんどんと道が細くなり、ついには車1台ぎりぎりガードレールありません道を外れたら谷底に真っ逆さまです、というような道になる。これで国道?県道48号線は道幅こそそこそこあるものの急坂&急カーブ。2300ccにしておいてよかった。4駆ロングボディのランカスターよりも回頭性が高いし軽々と坂道を登る。対向車も同乗者もなく快適にとばして気分だけはラリーカー。
尾根まで上りカルスト学習館で一休み。
四国カルスト平尾台(福岡県)、秋吉台山口県)にならぶ日本3大カルストの1つだそうで、石灰岩がごろごろとしているなだらかな草原。あちこちで牛が草を食んでいてまるでイングランドのような風景。とても美しいところだ。愛媛県との県境で標高は約1,400m。晴れていれば四国の山々を見渡すことができるそうだが、残念ながら天候がいまひとつで隣の山すら見えない。県道383号線を地芳峠までのんびり進む間に数多くのライダーとすれ違う。確かにバイクで走るにも素晴らしい場所でしょう。野生の狸も道端でのんびりしていた。車で近寄っても逃げなかったのだがカメラを向けた途端に草むらに逃げ込まれた。(結局四国龍馬空港には予定より1時間以上も早くついてしまったのでここでもっと時間を取ってのんびり散歩でもすればよかった)
地芳峠でR440を左に進み県道48号線よりは少し幅広の急カーブ急坂を下る。さすがに下り道では気分はラリーカーなどと言わずにゆったり運転。
参道が梼原川を渡る橋になっている三嶋神社を超えて県道26号線を左折しR439へ。どの道も道幅の太い細いはあるものの緑豊かな川沿いの道で、走っていてとても楽しい。土佐大正付近でR381に合流し右折して十川を目指す。
途中で沈下橋を2つほど(多分、里川沈下橋と芽吹手沈下橋)渡ってみる。これをしたくてレンタカーを借りてわざわざここまで来たのだ。十川に着くと時刻は丁度お昼過ぎ頃だったのでどこかで食事でもと思ったのだけど、目ぼしい食事処を見つけることができずに引き返す。

  • 帰り:十川⇒R381⇒R56⇒県道23⇒県道47(横浪黒潮ライン)⇒県道23⇒県道14⇒桂浜⇒県道14⇒高知龍馬空港

十川から高知龍馬空港は約120km。もっとあるかと思っていたのでここから先はあまり無理して急ぐ必要はない。R381は川沿い、少ない交通量、信号なし、適度なカーブと快適この上ない道路。古市町でR56を左折。
この時点でよくよく地図を見ていれば、途中で県道19号線を大野見村へ向かえば四万十川沿いに沈下橋をもっとたくさん見ることができる事に気がついたのだが。そして入野海岸のホエールウォッチングセンターにも立ち寄ることなく先を目指す。