昨年訪れたときにはところどころ工事中だったモエレ沼公園が、今月始めに完成した、という記事が昨日の日経朝刊に掲載されていた。
記事では公園の完成とともに、イサム・ノグチが公園にこめた思想を端的に形にした建造物として「ブラック・スライド・マントラ Black Slide Mantra （写真）」を紹介している。
重さ80トンの御影石でできた螺旋形の滑り台なのだが、この滑り台についてのノグチの言葉がいい。『これはまだ完成ではない。子供たちが何度もすべり、そのお尻に馴染むような形になって、初めて完成といえる』
我が家のカーナビのメモリーにはモエレ沼公園がセットされているのだが、完成した公園にいつか車で行ってみたい。
