風の谷のナウシカ

wine2005-09-06

先日コミックバトンについての記事を書いた時に「Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me」の項目に『宮崎駿風の谷のナウシカ』を入れ、「映画は駄作だったがコミックスは傑作!」とコメントを付けた。その件についてid:studio_unicorn様からコメント欄に「映画だけ単体で見るとよく出来ているとさえ思えるのですが……」とのお言葉をいただき、気になっていた。なにしろ1984年の映画を公開当時に見たっきり「あれは駄作」と決め付けて20年以上見ていないのだ。
姪がDVDを持っていたので借りてきて21年ぶりに見た。
id:studio_unicorn様、ならびに全国の風の谷のナウシカ(映画)ファンの皆様、大変失礼いたしました。私が間違っていました。
コミックと切り離して映画だけを評価すると、これはこれでテーマが分かりやすくまとまっていていい映画だった。公開当時は連載途中の原作のイメージが絶対だったので映画だけを切り離して評価できなかったが、改めて見てみるとかなり面白い。
物語の重要事項でコミックとの乖離が大きいのは、この後で大きく展開していく世界観、巨神兵の在り方、クシャナの人物像、あたりか。
いづれにしろ、映画を評価してコミックを未読の方はコミックを読むことをお勧めします。
というか絶対に読むべき。


(写真は2005.08那須にて)