実力通り

Torino 2006
日本代表が敗退した今となってはカーリングの準決勝〜決勝のTV放送など望めないか…
あんなに面白い競技なのに残念。


今朝のフィギュアスケートシングル女子SP、実力通りの結果、という事でしょう。
サーシャ・コーエンスルツカヤを上回るとは思っていなかったけれど。
荒川静香は最初のコンビネーションジャンプで3回転が2回転になっただけで他はパーフェクト。点数もパーソナルベストの66.02点。1位のコーエンとはたったの0.71ポイント差で3位。明後日のフリーで3人ともノーミスで滑ったら、誰が金メダルを取るか分からない大接戦状態だし、ぜひ頑張って欲しい。美しいイナバウアーも楽しみ。
安藤美姫も最初のコンビネーションジャンプで大きなミスをしたけれど、その後は美しい演技で、8位って順位は順当でしょう。これでメダル争い脱落は確実だと思うので、明後日のフリーでは気負わずに4回転に挑戦しないかな。しかしあの衣装はいただけなかった。


試合後のインタビューでは…

荒川静香
(最初の)2つのジャンプが決まるところまで持っていけなかったんですけど、全体的な流れは良かった。でも、最後のスピンが終わるまで、私の場合は気が抜けない。最後まで取りこぼさないように、と。(得点は)ここまでパーソナルベストを更新できずに来ていたので、更新することができて、ほっとしたのとビックリした。そこまで基礎力が上がったのかな、とうれしかった。

(右のかかとを痛めていましたが)考えても、やるのかやらないのか、それだけなので。休むことはできない。1か月前に痛めました。ニコライ(・モロゾフ・コーチ)のところで、ステップを重点的にやっていて、こすれて痛くなった。靴を右足だけ変えたのもある。(練習中に肩を外しましたが)私は変にプラス思考なので、そういうときこそ慎重にできると思いました。(優勝した)世界選手権も万全ではなかった。

(フリーは)余計なことを考えずに、本来の力を出せるように、欲を出さずに楽しく滑りたい。日の丸の多さにはビックリしました。うれしく思います。世界選手権のときとは、まったく状況が違います。あのときは無欲。注目されていなかったですし。今は、自分の立場を考えなきゃいけないし。なるべく無欲で行きたいんですけど。
スポーツナビより)

安藤美姫
ズバリ、この衣装は、一番ゴージャスに作りました。ジャンプの失敗は、すごい悔しかったけど、夢の舞台でこの衣装が着られてうれしい。楽しく滑られました。すごい、アピールできたと思います。(衣装を着た感じは)結構、滑りやすいです。

 今だから言いますけど、この曲(戦場のメリークリスマス)は、昨シーズンのその前から用意していて(振付師の)デービッド(・ウィルソン)が「お父さん、お母さんを思い出して、滑りなさい」と言っていた曲です。私も初めて聞いた時、父のことを思い出しました。フリー(プログラム)は、笑顔で最後を終われるようにするだけ。笑顔が持ち味のスケーターなので。

(会場については)人の多さにビックリしたけど、ウォームアップでリラックスし過ぎた。もっと、緊張した方がいいとも思いました。最初の(トリプル)ルッツは良かったんだけど、2つ目がいつも以上に回り過ぎた。(フェンスに手が付いたのは)とにかく最後だから、スピードを頑張って出そうと。あと、スパイラルを3秒保とうとしたら、いつも以上に滑ってしまいました。ぶつかって、どうしようと思ったけど、次も(スパイラルで)3秒やらなきゃ、と切り替えました。(得点は)順位を求めてやっていたわけではないので。56点は、出過ぎです。

 ショートでこれだけ楽しく滑れたので、もっと強気でフリーは4回転(ジャンプ)を降りたい。最後の最後で、悔いの残らないように(4回転を)入れたい。4回転をやりに来たので。自己採点は、最初アピールできなかったのと、フェンスにぶつかったので、61点。でも、エンジョイ度はエキサイティングで182点ぐらい。
スポーツナビより)

という事なので、ここまで言って4回転をやらなかった…
しかし「一番ゴージャスに作りました」って言われても、衣装は似合わなきゃダメなのよ。
(書きかけ)