文庫 高騰

先日立ち寄った流水書房で購入した『風化水脈 新宿鮫VIII』(光文社文庫)。まだ単行本しかなかったときには書店で一気に立ち読みしてしまった程(本屋さんごめんなさい)の面白さで、今回再読しても面白さに変わりなし。
単行本の元となった毎日新聞の連載が2000年の事だったので最新刊が発行されているかしらんとamazonで検索してみたが、どうやらこれが今のところの最新刊の様子。
それにしてもamazonして分かったのが文庫本の値段の高さ。
普通、単行本⇒ノベルズ⇒文庫本と移行していけば値段が下がると思うのだが、本書は違う。

新宿鮫風化水脈

新宿鮫風化水脈

 1,785円
風化水脈―新宿鮫〈8〉 (カッパ・ノベルス)

風化水脈―新宿鮫〈8〉 (カッパ・ノベルス)

 940円
風化水脈 新宿鮫VIII (光文社文庫)

風化水脈 新宿鮫VIII (光文社文庫)

 980円

随分と以前から文庫の割高感が気になっていたけれど、4年も前のノベルズ版を文庫化して40円も値上げってどーいう事?
馬鹿馬鹿しくて本を買う気が失せるな〜。
(一冊丸々立ち読みしといて文句言うな、という声が…)