雷雨

山手線ストップ・寺院火災・停電…落雷で各地に被害

北海道から西日本にかけての広い範囲で12日、大気の状態が不安定になり激しい雷雨となった。

 落雷の影響で東京のJR山手線が約3時間20分にわたって運転を見合わせたほか、各地で火災や停電などが相次いだ。

 山手線では12日午後2時30分ごろ、秋葉原駅付近に落雷し上野―神田駅間が停電。内外回りの全線で午後5時50分ごろまで運転を見合わせ、並走する京浜東北線も一部区間で約50分間、運転を取りやめた。このトラブルで約11万8000人に影響が出た。

 JR東日本によると、落雷により、作業の際に架線の電流を止める安全装置が誤作動し、架線の一部に電気が流れない状態になったのが原因という。

 上野駅では、大きなカバンを持った帰省客らに対し、駅員が振り替え輸送の案内などに追われた。群馬県高崎市の実家に帰省する途中だった東京都文京区の私立大3年福崎美和さん(21)は、「何とか新幹線には間に合いそうだけど、一つ間違えば、苦労して取った指定席に座れなくなるところだった」といらだった様子で話した。

 一方、石川県穴水町では12日午前8時ごろ、約1キロ沖合の海上で、釣り客を乗せた船の近くに落雷があり、操船していた町内の男性(68)が左肩に軽いやけどを負った。

 落雷が原因とみられる火災も多発した。12日午前9時20分ごろ、新潟県聖籠(せいろう)町の大宝寺から出火し、寺の本堂と境内の住宅計約660平方メートルを全焼した。また、都内では同日午後、ぼやが計7件あり、民家の電気メーターや分電盤、立ち木などを焼いた。停電も相次ぎ、東京電力によると、千葉県を中心に1万3000軒以上に上った。
Yomiuri Online 2006年8月12日)

新Dの大きなガラスに叩きつける大きな雨粒、轟く雷鳴。
楽しかった。
でも例によって長男はビビりまくり。
東京電力の雷情報を見てみるとこの時間帯の落雷の凄さたるや…