北京旅行:北海公園へ

北海公園には行ってみようか、と事前になんとなく話していた以外は特に目的を決めずにホテルの周りを歩き始める。
出発前のテンションの低さはどこへやら、未知の場所を歩く楽しさよ。
子どものペースに合わせてあちこち見ながらのんびり歩いていると、屋台が並んで活気溢れる小径が。
後で調べたら「王府井小吃街」という所。
セミやサソリの串焼き、ケバブ、などの食べ物系の屋台の横道には土産物屋が手ぐすね引いて待っている。
狭い道を通り抜けようとしても売り子が「見るだけ、見るだけ」と手をつかんで無理矢理引っ張っていこうとする。
子どもに対しても営業トークなのか本気なのか判別しかねるが「かわいいね〜」と非常に親しげ。
そんな調子で「パンダあるよ〜」と言われても、すっかりビビるアルバート
そうだそうだ、日頃お世話になっているY.M.が土産を買ってこいと言っていたな。
両生類や爬虫類が好きなY.M.にサソリの串焼きでも買っていってやろうかな…
楽しい値引き合戦の始まりだ。
値段が提示されて、こちらが考えていると、「いくら?」と電卓を差し出す。
テンキーで言い値の3分の1〜6分の1程度の値段を入力。
先方が中間の金額を提示。
「じゃぁ、いらない、帰る」と言うと結局こちらの言い値で手を打つ。
楽しい値引き交渉。
もっと値切れたな…


王府井小吃街を堪能した後、北海公園を目指して歩く。
すると、またしても屋台の並ぶ楽しそうな道が。
こちらも後で調べたら「東華門美食坊夜市」という屋台で有名な場所だったようだ。
ベスが空腹を訴えるので、これを食べようよ、と誘うが乗り気じゃない様子。
日本じゃ屋台飯が好きなくせに。


このペースで歩いていてはとうてい北海公園に辿り着かない。
足も棒になってきたのでタクシーを拾う。
北海公園まで11元。
(写真は北海公園)
(書きかけ)