富士重、ディーゼルエンジンを自社開発 (NIKKEI NET 2004.07.07)

 富士重工業は乗用車用のディーゼルエンジンを初めて自社開発し、2008年をめどに欧州市場へ投入する。主力車「レガシィ」などに搭載する。欧州では燃費効率が高く、二酸化炭素(CO2)の排出量が少ないディーゼル車の需要が急増。急拡大する中国市場への投入も視野に入れる。富士重は独自に高性能エンジンを商用化し、世界販売の拡大につなげる。

 富士重ディーゼルエンジンは排気量2000cc級の見込み。群馬製作所大泉工場(群馬県大泉町)で生産しレガシィや「フォレスター」「インプレッサ」に搭載する。

 生産規模は年3万台を予定。素材にガソリンエンジンと同じアルミを採用。ガソリンエンジンの量産設備での混流生産を可能にし、少量生産によるコスト高を避ける。新開発エンジンは通常の直列やV型のエンジンとは異なり、左右対称に水平に配置したピストンが互いの振動を打ち消し合い振動や騒音が小さいのが特徴。世界で同技術を持つのは富士重と独ポルシェしかない。 (07:04)

国内のディーゼル規制について知識がないのでよく分からんのだけど、ディーゼルエンジン排気ガスがクリーンというイメージさえ定着すれば国内で販売しても売れるんじゃないだろうか。
そう言えば、OUTBACKに2.5Lターボを載せるとか、3.0L 6MTを国内でも販売するとか、2005年にはレガシィのシャシイを使ってオデッセイのようなミニバンを出すとか、そんな噂を風の便りに聞きました。