急性虫垂炎 9月15日

朝食後から少しお腹が痛み始めた。子供を保育園へ送り、午前中はベッドに横になって休む。昼過ぎに起きようとすると腹痛が激しくなってきた。熱を測ると36.9℃。まぁ平熱の範囲。午後の仕事は外せないので気力で外出。どうにか2時間程仕事するものの気が遠くなりそうな激痛にやむなく帰宅。
かかりつけの内科は本日午後は休診。仕方ないので自宅の目の前にありながらこれまで行った事がない内科へ行く。腹痛と手足の痺れを伝えると、食中毒の疑いもあるとの事で過去24時間に摂取した内容を説明。血液検査してみましょう、という事で採血し、ベッドに横になり痛み止めを点滴。体温はお昼と同じ36.9℃。手足の痺れは、痛みによる過呼吸で酸素のとりすぎだから、とビニール袋を口に当てて息をするように指示される。1時間ほど横になって点滴をするも手足の痺れは収まったが腹痛は全く改善されない。お腹を抱えるように丸まって横になっていると寒気までしてきた。「ではお薬を出しますので隣の薬局で受け取って帰ってください。胃腸に来る風邪の疑いもありますから抗生物質も出しておきます」と言われる。痛みは和らがないし血液検査の結果も明日が休診のため明後日になるという。思わず耳を疑った。食中毒の疑いがあると言っていながら血液検査の結果が明後日? マジですか? この時点でこの医者が取りうる対応はもしかしたらこれ以外に無かったのかも知れない。しかし、タバコ臭く、自分の食中毒の体験談をやかましく無神経に語るこの医者には決してかかるまい、と固く決心する。お腹を丸めて痛みで倒れそうになりながら、薬局で薬を受け取り帰宅する。薬局のおばさんは「夜中になっても痛みが取れないようなら救急車を呼んでください」と言ってくれた。何のために医者に行ったのか……
帰宅後、ベッドに丸まってひたすら痛みに耐える。深夜になって少し痛みが和らいだので流動食を食べて薬を飲んだ。熱は38.6℃。その後朝まで眠る。