無給油無着陸

wine2005-05-25

往路:川崎IC⇒豊田IC⇒四郷駅(11:40到着)。約330km。3時間10分。
渋滞もなく意外なほどにあっけなくお昼前に着いた。なんだこんなに近いのか、名古屋。奥志賀へ行くより全然楽チン。上豊田駅経由で四郷駅まで行ったが、この距離を歩こうと思っていたのは無謀だった。距離は思った以上にあるし高低差は想定外だった。
四郷駅の駐車場は無料だったが既に満車。それどころか駅の周辺には路上駐車の車があふれかえっている。ここは路駐天国か?駅前ロータリーに1台分の空きをみつけて車を停めたものの、本当に今から夜までここに置いといて大丈夫なのか不安を感じていると地元らしきおじさんが歩いてきたので話をしてみた。
「すみません、ここ駐めて大丈夫なんですか?」
「みんな万博に行ってるんだよ。僕も今から行くところ。よっぽど運が悪くなければ大丈夫。ごくたまにおまわりさんが来て駐車禁止の張り紙してるみたいだけど。停められた?よく空いてたね。川崎から来たの?へぇ〜。」みたいな感じ。
おまけに「次に来るときはあそこに停めるといいよ」と駅から徒歩3分程離れた絶対に駐禁を取られないスポットを教えてくれた。
なんとなく大丈夫そうなのでそのままそこに停めることにする。無人駅のホームに上がると先程のおじさんがニコニコと近寄ってきて、ここら辺は初めてでしょ?万博駅まで連れて行ってあげると、というありがたい申し出。彼はパスポートチケットで万博通いしていて今日で9回目だという。おかげで無人駅のチケット発券機(乗車駅証明書発行機:写真)を迷いなく操作し、愛知環状鉄道車内で帰りの乗車券も買い、万博八草駅でスムースにリニモに乗り換え、無事に会場に到着する事ができた。ありがたやありがたや。
しかし万博八草駅駅で愛知環状鉄道からリニモに乗り換えるのは非常に大回りをさせられるし、リニモの往復チケットも販売していないし、どういう合理的事情があるのだ?利用者に対して不親切。


復路:四郷駅⇒R419⇒R153⇒R248⇒R1⇒R246(04:30到着)。約330km。5時間50分。
帰りの電車では、万博八草駅で間違った電車(名古屋行き)に乗るところだった。危ない危ない。四郷駅に着くとあれだけ溢れ返っていた路駐の車はきれいになくなっていて、私の車だけがロータリーにぽつんと残っていた。幸いにして駐禁チェックはなかった模様。
四郷駅を出てR248に合流するまではスピードの遅い車に引っかかったりして時間がかかったが、その後は道幅も増してスピードもアップ。R1に入ってからは長距離トラックの流れに乗って非常にスムーズ。特に静岡県内は以前は有料バイパスだった道路が無料になっていて高速を走っているのと遜色なく運転することができた。なるほど、長距離トラックはこの時間帯に一般道をひた走るのか。周囲を大型トラックに囲まれて気分は大海嘯。


往復走行距離 666.8km/消費したガソリン 60.14リットル
休憩なしは問題ないけど給油なしで帰ってこられるかどうか少し不安だった。614km走って自宅まで残り52kmの地点でガソリン残量警告ランプが点灯し、取扱説明書を読んでみてもガソリン残量が何リットルでランプが点灯するのかという記述を見つけられず。10リットルなら行けるが5リットルならぎりぎりアウトの可能性もあるのでひやひや物だった。