Interview with Tom Cruise

しばらく前だが、NHK BS-2で放送されて録画しておいたInside the Actors Studioの10周年特別番組でトム・クルーズのインタビューを見た。
デビューからしばらくは顔がいいだけで演技力が無いとけなされ、演技力が評価され始めてからはニコール・キッドマンとの結婚について偽装結婚だ本当はホモだとけなされ、今は共演者と浮名を流して私生活を切り売りして映画を宣伝しているとけなされ、とにかく何かとけなされる事も多い俳優だが、私にとっては昔から大好きな俳優の一人。
アクターズ・スタジオのインタビューもとても面白い内容だった。90分じゃ短すぎる。
初めて観た彼の映画は『卒業白書 (1983)』か『アウトサイダー (1983)』(クルーズの放送の数日後にNHK BS-2で放送した)のどちらだったろう。内容はほとんど正反対と言ってもいいくらい全く違う青春映画だが、どちらも音楽が非常に印象に残る素晴らしい映画だ(『卒業白書』は全編を流れるTangerine Dream、『アウトサイダー』はStevie Wonderが歌う主題歌“Stay Gold”←映画を見た後では涙なしには聴けない)。でもどちらの映画もクルーズよりは、音楽のTangerine Dream、主演女優のダイアン・レインの方が印象に残った。
初めてトム・クルーズだけに注目して見ることができた映画は『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』だったかな。世間ではいい男って事になっているブラッド・ピットアントニオ・バンデラスも霞むほどのかっこよさ、というよりも美しさ。トム・クルーズが主演をやると聞いて猛反対した原作者のアン・ライスが、完成後の映画を見て絶賛したというのも納得。ストーリーも面白く、この映画を見た後しばらくはアン・ライスのシリーズ物の原作を読み漁った。
ところで、なんでいきなりこんな文章を書いているかというと、Sleipnirで開きっ放しのタブを整理したいから、じゃなくて、そう、お察しの通り、Amazonギフト券欲しい!から。

ところでAllcinema onlineトム・クルーズ出演作品となっている『アート・オブ・アクション マーシャル・アーツ・フィルムの変還』というのが気になる。クルーズ以外にジャッキー・チェンブルース・リーブルース・ウィリスシルヴェスター・スタローンなどが出演している。どういう内容なのだろう。

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