自滅イングランド

要するに、
勝手に転んで今期再起不能になったオーウェン(好きな選手なのに〜)、
勝手に熱くなってレッドカードくらったルーニー(オヤジ顔なのに〜)、
この2人か?


しかし冷静にふりかえってみれば、ブックメイカーの倍率でイングランドがブラジルに次いで2位、
なんて記事を読んだときから非常に懐疑的だったから、これで順当なのかも。
いい夢見させてもらいました。


そして、イングランドポルトガル戦のFIFA選出MOMはオーウェン・ハーグリーブス!!!!
当然だね。
ハーグリーブスがMOMに選ばれたから、少し溜飲を下げた。

1人の愚か者が試合壊す イングランド、8年前再現 2006年07月02日10時40分


 まさに8年前の悪夢の再現だった。ポルトガルの5人目、ロナルドのキックが決まると、崩れ落ちた。ひざをついたファーディナンドが手で顔を覆う。イングランドはW杯で3度目のPK戦も勝ち抜けず、16年ぶりの4強入りを逃した。


 後半17分の場面がすべてだった。20歳のルーニーがつんのめるようにカルバリョともつれ、体を起こす際、相手を踏んだ。これを故意と判定されて一発退場。立ち上がりから動きはよかったが、この直前の数プレーは相手守備にいらついていた。報復と取られてもおかしくなかった。


 1998年フランス大会のアルゼンチンとの決勝トーナメント1回戦とあまりに似ている。当時23歳のベッカムが後半開始早々、報復行為でレッドカードを受けて試合を壊した。今回も同点の場面でホープが愚行が繰り返した。


 1人少なくなると守備を固めたのも同じ。自陣ゴール前で密集して“白い壁”となり、ポルトガルの猛攻に耐えた。延長も10人で必死に守り抜いた。


 PK戦も象徴的。後げりの1人目でランパードが止められ、3人目のジェラードもはじき出された。チームの特長の強い中盤を支えてきた2人が運なく失敗した。そして、結果もフランス大会と同様となった。


 退任するエリクソン監督にとっては悲しい幕切れ。チームに手応えを感じていただけに「前回の8強、2年前の欧州選手権の8強はそれでいいとして、今回は違う。最低でも準決勝に進まなければいけなかった」と悔しさをかみ殺した。


 「10人の勇敢なライオンと1人の愚か者」。8年前に英紙に躍った見出しをイングランドは再びなぞった。(ゲルゼンキルヘン共同)

8年前のあの日、アホなベッカムシメオネの挑発に乗ってレッドカードをくらったあの夜、ロンドン・パレスシアターで妻と「The Phantom of the Opera」を見ていたあの夜を思い出したよ。
ホテルに帰る道すがら、周りを見回すと非常に険しい顔で家路につく殺気だったイングランドファンだらけ。
怖かった…