アルバート

子供は誰でもそうなのかも知れないのだが、長男は動物などのドキュメンタリー番組を見た後でその動物になりきる。
なりきって何をするかというと、部屋の中をウロウロしたり、怪しげなうなり声を出したりする。
うっかり「ねぇ○○○(長男の本名)、歯磨きするよ」などと呼ぼう物なら「○○○じゃない!ベンガルトラ!!!」などとご立腹あらせられて素直に歯磨きに応じない。
今日も夕食後のひとときに録画しておいた恐竜のドキュメンタリーを見ていた長男。
見終わった時にはアルバートザウルスになりきっていた。
今日はちょっと誘い方を変えて「ねぇ、お父さんはアルバートザウルスと次に何をしたいか分かるかな?」と聞いてみた。
すると「歯磨き!」と元気の良い返事。
すかさず「お、アルバート、やるじゃん。頭いい!」と褒めておく。
その後もずっと「アルバート…」という調子で呼びかけていたら上機嫌。
「ねぇねぇ、アルバートサウルスはティラノサウルスより、もっと小さいんだよ!」てな感じ。
(何かを比較するときには、必ず「もっと」をつける変な日本語)
という事で、以後、この日記では長男のことをアルバートと表記します。
アルバートの弟はどうしよう。


ちなみに、アルバートザウルスはティラノサウルスの近縁の恐竜でカナダ・アルバータ州で化石が発掘された。