マーラー スコア

のだめカンタービレ』見てたらスコア見ながらマーラーを聴きたくなった。
先日実家に遊びに行ったときにエディンバラ公に聞いたら、マーラーは1番しか見当たらないというので1番だけ借りてきた。
指揮者用の大判のではなく Universal Edition から出版されているB5サイズの物。
出版された年が書いてないので分からないのだが、あちこち黄ばんでいてほとんど骨董品だ。
小学生の頃はエディンバラ公の書斎に山ほどあるスコアを勝手に引っ張り出して、当時お気に入りのチャイコフスキーブラームスのレコードを聴いていたのだが、高校に入ってクラシックからも家からも離れたらほとんど見なくなった。
そんな訳でスコア読むのは約20年ぶり。
スピーカーではよほど大音響で聴かないと細かい部分が聞き取れないのでヘッドフォンで聴きながら読む。
日頃なんとなく流し聴きしているけど、各パート毎の躍動感や旋律の受け渡しがよく理解でき、かなり楽しい。
コンサートホールに行かずとも、スコア読みながら聴くだけで目の前にオケがいるかのようだ。


いるかのようだがAAC(128kbps)の音質劣化のひどさもよく分かった。
間引かれたような音になって伸びやかさや厚みが無くなる。
似たような音は混ざってひとまとめにされる。
私が愛して止まないPSBのような曲であればエンコードによる音質劣化も気にならないが、オーケストラをヘッドフォンで聴くのには向かない。
ビットレートをもっとあげるか、いっその事ロスレスで入れ直すか、あるいはCDから直接聴かないとだめだな。
(でもまともなCDプレイヤーがない)

これは2番だけど、amazonでスコアまで取り扱っていたのか。



交響曲全集 [DVD]

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こんなの見ながら聴けたらいいですね。