アウトバック試乗

wine2004-03-19

  • 自動車/富士重工アウトバック2.5i/約300万円
  • 自動車/富士重工アウトバック3.0R/約350万円
    • 昨年秋にモデルチェンジとともにランカスターから名称も変わったアウトバックOUTBACK)。すでに3.0Rには何度も試乗をして作りに限って言えばいい車である事は確認済み。今回は、日頃の付き合いの無いディーラーから是非一度話をさせてください、と何度もアプローチを受けて、買う気は無いけどいいですか?と念押しした上で今乗っているランカスターの下取り価格の査定をした。また、前々から自動車雑誌のレビューなどでは評価が高いものの、実際に乗ったことがまだなく気になっていた2.5iの試乗もさせてもらう。いづれアウトバックに乗り換えるのはほぼ確実だが3.0Rでは過剰な気がするので後学のため。
    • 下取り価格:120万円。新車登録から3年経過し、走行距離45,000kmのためかなり低いのではないかと懸念したが、これだけの価格が付くのは満足。
    • 2.5iの試乗結果:試乗車は2.5iブラックで内装もブラック。コースは井の頭通りとその裏道。試乗時間10分程度。発進時および走行中に80km/hまでの加速であれば2.5i(SOHC 2.5L)で必要十分。足回りは3.0Rと同じなのでこれも満足。裏道に入ったときに舗装の割れ目が続いたときの下からの突き上げがいまひとつよろしくない。車体ではなくシートのクッションのせいかも知れない。高速旋回と高速巡航を試していないが、ランカスターよりは良くなっているのでしょう。100km/hからの加速で3.0Rと2.5iを比較して見たいが、高速道路の試乗をさせてくれるディーラーなんてあるのかな。今回試乗した範囲に限って言えば2.5iで十分。車体価格が安いし、ボディが軽くて3.0と比較すれば燃費がいいし、何と言ってもレギュラーガソリンを使えるメリットは大きい。イモビライザーVDCもなくてもいいや。
    • アウトバックの不満点:①まず名前。もうこの名前だけで減点だ。よっぽど買いたい気分が高くならないと買い換えたくない。買い換えたとしてもリアゲートに貼り付けてある名前を Lancaster に付け替えたい程だ。②内装。今と同じ内装(ベージュのファブリック。ステアリングはMOMOで一部ウッドを使用)が無い。これさえ解消されればすぐにでも買うのだが、標準装備の黒いファブリックも本皮のアイボリーセレクションも気に入らない。と思っていたら、2004年2月に開催された『キャンピング&RVショー』に参考出品されたアウトバックL.L.Bean EDITION ではステアリングなどがウッド仕様になっている。これはいい。外装がツートンカラーなのがイマイチだが、妥協できる範囲。これが正式ラインナップに加わったらもう少し真剣に買い替えを考えよう。写真はアウトバックL.L.Bean EDITION の内装。nikkei.co.jpより。