KDDIの固定電話基本料、NTTより250円安

ソフトバンクの思惑通り、さっそく価格競争になった。基本料金ごと事業者を代える場合、電話番号の変更は無いのだろうか。

KDDIの固定電話基本料、NTTより250円安
KDDIは来年3月までに割安の固定電話サービスを開始する。月額基本料金は1500円程度(税抜き、都心部住宅向け)で、NTT東西地域会社より約250円安い。市外通話料は距離に関係なく一律3分20円程度にする方針。ソフトバンクも割安固定電話サービスへの参入を表明しているが、KDDIはIP(インターネットプロトコル)技術の応用でソフトバンクよりさらに低料金に設定し対抗する。月額基本料金はソフトバンクより約50円安く設定する。市外通話はソフトバンクの場合は距離に応じて料金が高くなる体系だが、KDDIは回線効率の良いIP技術を活用して一律にする。ソフトバンクの市外通話料は3分20―80円(税抜き)。市内はソフトバンクと同等の同8.5円(同)とする予定。
顧客から電話局への電話回線をNTTから賃借するのはソフトバンクのサービスと同じだが、電話局間の通信には自社のIP網を活用する。 [9月9日/日本経済新聞 朝]