事前予約システム

名古屋で開催されているEXPO 2005ではインターネットによる事前予約システムという一見便利な予約方法が用意されており、再来週のフィリップ・グラスのコンサートではこれを利用しようと思っていた。ところで何度も書いているように、グラスのコンサートは聴きたいが万博には全く興味がない私は、17時以降に入場できる夜間割引入場券(通常の入場券の半額の2,300円)で十分と考えていたのだが、このチケットは当日に会場でのみ発売されるらしい。事前予約システムは入場券の実物に印字されている番号がないと利用できない(JRや代理店などで販売されているチケット引換券もダメ)ため、夜間割引入場券を利用する人にとってはまるで意味がないのだ。
夜間割引入場券が当日現地でしか販売されないのは非常に不便な事なのだが、このチケットを利用する人は少ないらしく不満の声は聞いたことがないという(EXPO 2005インフォメーションセンター談)。まぁ販売方法が非常に限られているから誰も使わないんだと思うけど。
事前予約システムを使わずに確実に入場する方法としては整理券を入手するというやりかたがあるが、これも当日9時から会場のEXPOドーム前で配布され、なくなり次第終了するという。17時以降に入場しようとしているのに9時の配布時間に間に合う訳もない。
EXPOドームの座席数はすみだトリフォニーホールの1,801席を遥かに上回る3,000席もあり『そんなに埋まるとは思えない』(今回のグラス来日事情に詳しい友人M氏談)という事も考えられるが3,000席全席を使うかどうか不明。さて困ったな。