初体験

wine2006-03-04

パルコール嬬恋でスキー。
天気は快晴。
長男は初めて支えなしで滑走。
超緩斜面を5m程度だけど、前回はしがみついたっきり手を離さなかったことを考えるとすごい事だ。
その後リフトに数回乗り、両脇を支えられながら下まで降りてくる。この驚異的な進歩は、前回保育園友達のK君のお母様に優しく教えていただいたのと、今回Y夫妻に上手くおだてられたからに違いない。感謝感謝。
ただ、スキーブーツとグローブの防寒性能に問題があり夕方に滑り終わったときには手足が冷え切っていた。「怖い〜」は言っても「寒い〜」は言わないから触ってみるまで気が付かなかった。
妻はせっかくの新品板 1 2 3 Yoidon のデビューなのに次男の面倒にかかりきりになりほとんど滑れず。


このスキー場は随分と久しぶり。標高が高いので雪質はいいが初心者向けの緩斜面しかなく、おまけに初心者のボーダーが突っ込んできたりゲレンデの真ん中に座り込んでいて危険、というのがこれまで抱いていた印象だった。しかし前回来た時よりもボーダーが減っていて、上のほうには中級者も楽しめるバーンがけっこうあり、予想以上に楽しめた。


夕方、温泉に入ってから別荘へ戻る。
腹が減ったので食事、の前に男性陣は昨夜やらなかった雪かき。
その間に女性陣は食事の準備。
雪かきは大したことはなかろう、と甘く見ていたら大間違い。2台停める事ができる広さの駐車場に50cmほど積もった雪は上面が5cm以上の厚さでカチカチに凍りついていて、スコップで切り込む程度では全く歯が立たない。15分ほど二人して頑張ってみたが上面の雪を砕くだけで力を使い果たしそうになり、文明の利器を利用する事に。
車重約1.9tのARQを雪原に無理矢理乗り上げさせて凍った雪を砕く。砕氷船のようなものだ。ただし一度進入した通路を拡大しようとしてステアリングを切っても、雪と氷の壁に阻まれて直進しかできない。仕方ないので駐車場の入口まで一度戻ってから別ルートを開拓する。そんな事を10分も繰り返すと、ようやくスコップで掻き出せる程度にまで凍った雪が砕かれた。
今回はたかだか5m四方の雪かき程度だったが、その場で筋肉痛になるほどの重労働。雪国で雪下ろしをする方々の苦労たるやこんなものではないだろう…