俺も歯に衣着せない無礼な発言では定評(?)があるが、遠慮を知らない子供の足下にも及ばない。
夜、お風呂から出てきたアルバートが体重計に乗っている。
最近体重を量る(というか体重計に乗る)のが好きみたいで、先週のスキーの時も大浴場の体重計に乗っていた。
で、俺も体重計に乗れと。
ア「お父さんもたいじゅうはかってみなよ」
俺「お父さんはいいよ」
ア「なんでっ?」
俺「お父さんはアルバートと違って、これ以上大きくならないの。体重が変わるとしたら太った時だけだから」
ア「お父さん、もうデブじゃん」
俺「…」
洗面所でこの会話を聞いていたベスも忍び笑い。
思わず、手に持っていた食後のおやつを落っことすところだった。