ついにドラム式

1997年に購入した三菱電機製洗濯機MAW-50Kからついに買い替え。
壊れたわけではないのだけど、洗濯中も脱水中も音がうるさかったり、洗濯槽内のカビが気になったりで、ベスと家電買換の話をする時には常に買換候補の上位にあった。
なかなか買換に踏み切れなかったのは、縦型とドラム式と決めかねていたため。
これまで使い慣れてきたシンプルな縦型がいいのか…
デカくて値段も高くて洗浄効果も縦型比で優れているのかよく分からないドラム式がいいのか…
なんだそれなら迷わず縦型にすれば?って思うけど、「なんかドラム式楽しいかも」という根拠のない魅力を感じてしまっているために迷う。


昨日、壊れた扇風機の買換候補を探すために立ち寄った近所の大型家電店にて、「そう言えば洗濯機は?」と帰り際に洗濯機コーナーに行ったのが今回の話の始まり。
洗濯機コーナーでいくつかの機種を見ていると近寄ってきた三洋電機の販売員の方から熱心に説明を受けた。
曰く「インバーターが大型なので省電力・低騒音です」「洗濯槽のステンレス使用率が高いので黒カビ対策に効果あります」「オゾンを利用した洗浄力・消臭力は他社のプラズマクラスター(シャープ)やナノイー(パナソニック)より効果が高いです」「日本で一番最初に洗濯機を作ったメーカーなので洗濯機にはこだわりがあります」「洗濯物の出し入れがしやすいよう、投入口の位置を高くして入り口を広くしてあります」などなど。
Wikipedia洗濯機』によると『日本国産第一号は1930年に東芝の前身である芝浦製作所から販売された。その後、1953年に三洋電機から現在の洗濯機の原点とも言える噴流式洗濯機が低価格で発売され、一気に普及した』となっている)
オゾンもプラズマクラスターもナノイーもマイナスイオンもきちんと理解していないので効果や優劣比をされてもその部分はあまり響かない。原理はともかく効果があるかどうかが重要だし。
三洋電機の販売員なので当然三洋電機製品をお勧めしてくるのだが、他社より劣っている部分についても質問しても嫌な顔をしないできちんと説明してくれたり、最近の販売員にはめずらしく他社製品についても専門知識が豊富(それが当然だと思うんだけど、道を知らないタクシー運転手みたいな販売員が多いよね)。
話しぶりにも好感を持てた。
結局、インバーターが他社比で大型、東芝・シャープ・パナソニックが2010年モデルになって値段が高い中、昨年モデルで比較的安い、一見他社製品よりも大きく見えるけど使い勝手はよさそう、という点に惹かれてカタログをもらって帰り、帰宅後にユーザーレビューをググってみる。
ベタボメしている人もいるのだけど、洗濯後の匂いが気になる、シャワーすすぎと言ったって水があまり使われていないなどネガティブな書き込みも多いのが気になる。
買換候補機種は下記3点。

縦型、特に三洋電機 ASW-700SBのユーザレビューの『縦型洗濯機の完成形』という部分にも相当惹かれて迷いに迷ったのだけど、「乾燥もできる方が便利」というベスの一言でドラム式に決定。
朝のくそ忙しいときに子供達が何かと汚しものをして、すぐさま洗う必要あり&干す場所なし、という状況に対処できるでしょ、という訳だ。なるほどね。
本日午後、夕方から一緒にフットサルへ行くことになっているS家に遊びに行く前に家族全員で昨日の家電店に行き、昨日の販売員にウェブで目立ったネガティブ情報について質問してみる。
こうやって使用すれば回避できますよ、と説明し実機を動かしてくれたり、またも好感の持てる接客態度。
値段も価格.comの最安値までは行かないけれど、ついている札よりもかなり値下げしてくれ、定価5,000円相当のオプション品も付けていただけるとの事で購入決定。
何を買ったところで13年前の洗濯機よりはあらゆる点で優れているとは思うんだけど、楽しみだな〜
到着は8月1日。