キリンカップ 日本−セルビア・モンテネグロ戦

久しぶりに見たA代表のワクワクする試合。結果は1−0の勝利だが中身はかなり濃かった。個人個人のプレイもパスワークも日本代表にしては爽快だった。中村のボレーシュートとサントスのFKが決まらなかったのは残念だったが、川口も無失点に抑えられてよかった。

セルビア・モンテネグロ破り日本優勝 キリン杯サッカー (asahi.com 2004.07.13)
サッカーのキリンカップ最終日は13日、横浜国際総合競技場で行われ、日本(世界ランク24位)が1―0でセルビア・モンテネグロ(48位)を破った。3年ぶりに3カ国のリーグ戦で優勝を争う形式に戻り、2連勝の日本が3年ぶり6度目(代表チームの対戦形式)の優勝を果たした。ジーコ監督になってから、日本は初のタイトルを獲得した。2位は1勝1敗のセルビアで、2敗のスロバキアが3位。
 日本は後半3分、鈴木(鹿島)からのパスを受けた遠藤(ガ大阪)がペナルティーエリア内に持ち込み、ゴールキーパーもかわしてシュート、これが決勝のゴールとなった。
 その後、セルビアもゴール前でパスを回しながら、何本もシュートを放ったが、日本ディフェンス陣の集中力は途切れなかった。
 前半開始早々は日本が攻勢をみせた。三都主(浦和)のセンタリングを鈴木が折り返したところを玉田(柏)がヘディングしたボールは、わずかにバーの上。その後も日本は、コーナーキックフリーキックから好機を何度もつくった。中村(レッジーナ)から正確なボールがゴール前に上げられ、中沢(横浜)の頭や玉田の右足でのシュートはゴールの枠をとらえたが、ゴールキーパーの好セーブに防がれた。
 セルビアも、ペナルティーエリア付近で日本のディフェンスをふりきって、強烈なシュートを放つシーンが、しばしば見られた。
 ジーコ監督の下での日本代表の通算成績は15勝7敗7分けとなった。
 日本は今後、17日に中国で開幕するアジアカップに出場する。 (07/13 22:00)