Afternoon Tea, Again

wine2005-08-08

午前中に仕事を終え、今日も妻と二人でAfternoon Tea。今日はフォーシーズンズ・ホテルのロビーラウンジ ル・ジャルダン。なんだか妻と遊び歩いてばかりいるようだけれど、子供が産まれたらこんな事できないのでここぞとばかり出歩いている。今週限りだから、ま、いっか。
ル・ジャルダンのアフタヌーンティーは14時からのメニューのため、14時丁度に事前に予約を入れた。しかし14時まで昼食抜きはちょっとつらい。少し早めにホテルについてラウンジへ向かうと、用意してあった席にすぐに案内してくれた。
本日のアフタヌーンティのメニューは“Vegetable Fair Afternoon Tea”と“Traditional English Tea”の2つ。1つづつ注文する事にした。紅茶は、妻がEarl Grey、私がDarjeeling Four season blend。つけてもらうミルクはアイスかホットが選べるので当然アイス。問答無用でホットミルクを出す店があるけれど紅茶に暖かいミルクを入れるなんてあり得ないでしょう。そんな店には即廃店してほしい。コーヒー用のクリームを出されるよりはマシだけど。
すぐにアールグレイのいい香りを漂わせて紅茶がポットでやってくる。ダージリンは思ったとおりというか、思ったよりもというか、おいしいのだけれど味が薄い。いつもどおりアッサムにしておくべきだったか、と軽く後悔。ティーカップも含めて食器は全てNoritakeの物のよう。ホテルのインテリアや庭園の緑と非常にマッチしていてとても落ち着く。先日のアグネスホテルのミニマルな雰囲気とは正反対。
ふかふかのソファに身を沈めて目の前の深い緑を眺めながら、紅茶を飲んで10分程待つと3段トレーに乗ってアフタヌーンティーの登場。Scones with Devonshire Clotted Cream、Pastries and Cakes(4品)、Selection of Finger Sandwiches(4品)。
まずはプレーンのスコーンを口にする。旨い!めちゃくちゃ旨いよ、これ。さらにクロテッドクリームも程よく空気を含んでふんわりとしていて絶品。まさに本場イングランドの、しかもおいしいお店の味と同じレベル(イングランドにも当然まずい店はあった)。素晴らしい。レーズンのスコーンもイチゴジャムも、同様においしい。
すっかり感動してサンドイッチ、ケーキと妻と半分こしながら食べ進むが、残念なことに感動は尻すぼみ。妻曰く、凝りすぎ。確かに。アフタヌーンティーなんて高級料理じゃないんだから、あまり繊細な味にされてもね。途中でポットの紅茶を飲み干したのでお湯をお願いしたところ、お湯だけでなくポット丸ごとお替りを持ってきてくれた。
雰囲気とスコーンwithクロテッドクリームと食器はフォーシーズンズ、サンドイッチとケーキと値段はアグネスホテルに軍配あり。
のんびりゆったりとけっこう長居したので14時と15時のピアノ生演奏も楽しむことができた。テラスに面した席だったので長居できる雰囲気とピアノ生演奏というのを考えると2,750円(税・サ込み)という値段はそれほど高くないかも。アグネスホテルと同様に、従業員の皆様の対応も非常によかったです。