フィギュア女子フリー

5時に起きて安藤美姫。失敗する可能性の方が高かったのに果敢に挑戦したのはよかった。
しかし転倒した動揺を引きずったのか、単なるスタミナ不足によるものなのか、その後も次々と転倒・フェンスにタッチ・スピード不足になったのは今後の課題ですね〜。
悲壮感が漂っていて見ていて痛々しかったし、ついには会場から同情(?)の拍手まで起きる有様だったんだけど、これで辞めずに頑張って続けて欲しいです。
(ヘアスタイルはよかったけれど、衣装は変えた方が…)
その直後に滑ったエミリー・ヒューズは失敗しても満面の笑顔で滑り続けて、安藤とは正反対。


最終組一人目はGEDEVANISHVILI Elene(この名前なんて読むの?)。
グルジアの選手で1月に16歳になったばかり。浅田真央と対して違わないじゃん。
SPは意表をついてよかったけれどフリーは緊張のためかイマイチ。


人形のような顔をして、さぁ私を見て! バシッ! 見るのよ! ビシッ! という自信満々な決めポーズでSP首位だったサーシャ・コーエン COHEN Sasha。最初のジャンプで立て続けに転倒したのは残念でしたが、後半で立て直したのはさすが。体が非常に柔らかく、難しい姿勢のスパイラルなども美しく滑っていた。


続いて荒川静香
回転を落としたジャンプがあったけれど、他は最高の演技!イナバウアーもステップもスパイラルも何もかもが美しく、途中からは笑顔も出て滑り終える前から割れんばかりの拍手で観客総立ち。
ポイントも自己最高の125.32でSPと合わせて191.34。当然現時点で1位。
衣装もダイナミックな演技を引き立てていてとてもよかった。
あとは最終滑走のスルツカヤの出来次第か。


と思ったら村主章枝もスタンディングオーベーションが出る演技。
素人目には非の打ち所があまり無いように思ったし、滑走後の本人も笑顔だったのだけれど、ジャンプで何箇所か回転不足があり、レベル4の技もなかったらしい。
ポイントは113.48。175.23で現在3位かぁ。残念。


そして最終滑走のイリーナ・スルツカヤはまさかの転倒。全体的に硬さがある滑りでポイントも伸びず、3位。残念だったねぇ。
観客もイマイチ燃えていない。正直なもんだ。


っちゅう事で、荒川、文句なしの金メダル!
以前インタビューで言っていた「お客さんがもう一度見たいと思うような演技をしたい」という、まさにその言葉どおり、観客総立ちの演技は素晴らしかったです。
おめでとう!

(書きかけ)